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ぐぅみぃ

ぐぅみぃ

バガボンド(その一)

書籍名:バガボンド(第八巻まで)
著者名:井上雄彦
出版社:講談社刊

感想:
本日はバガボンド、第八巻までを漫画喫茶で読みました。
もっともっと読みたかったけれど、一緒に行った団地妻のケータイに
御主人からの「帰ってきてコール」が入ったので断念! (^^;)。

もともと井上氏の絵柄、好きでは無かったのですが、昨春、本屋さんでの
雑誌立ち読みの際、某アイドルが
「スラムダンクはイイ!たかが漫画とは言わせない!!」
と熱く語って居るのを目にして、その際に漫画喫茶で読破しました。
そして桜木花道と云う愛すべきキャラのとりこに(^^)。
(ちなみに「タイプ♪」は宮城リョータ。職人系に弱いのだ(*^^*))

その後、古本屋さんのシステムは作家に印税が入らない事や、古本屋さんの
著作権を巡って作家達が、古本屋さん反対の運動をしていることを知り、
その署名の中に井上氏の名前があることも知りました。
当然ながら、漫画喫茶のシステムも、印税は入らないんですよね?
(もしも大幅に違っていたら、どなたか簡単に教えて下さい)

「これのどこが読書感想文じゃい!」と怒られそうな大脱線ですが、本日も
漫画喫茶で楽しみつつ、 心の中で「井上さん、ゴメンネ」と呟いていた
小心者のアタクシなのでした(^^ゞ。

さて今回、一番の山は、胤舜との出会いとその死。
第八巻目にして、初めて「いよいよ始まったんだ」と感じました。
「宿命のライバル」達を、倒し続ける幕開けが。

胤舜の人格を形成したと思われる過去の出来事、回想のくだりには、一部に
「中だるみ」と感じた方もいらっしゃるようですが、子供を育て、人格形成など
に就いてを日々悩む母親にとっては、興味深い巻でしたよ。

又八の今後にも期待デス(注:「タイプ♪」では無いσ(^^;))。
彼の存在には、映画「アマデウス」のサリエリを、ちょっぴりと彷彿させられる
んです。
才能を持たざる者、精神的強さを持たざる者の、悲哀や葛藤、そして自己嫌悪と
自己愛。
どうしても自分自身とリンクしてしまいます。

点数:  85点(読破できなかった心残りがマイナス点に?)
スリル  ☆☆☆☆★
泣ける  ☆★★★★
ドキドキ ☆☆☆☆★


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